神保町「神田伯剌西爾」|地下に広がる、大人のための老舗喫茶

喫茶店

神保町の喫茶店「神田伯剌西爾(かんだぶらじる)」に行ってきました。

神保町の路地にある階段を地下へ降りていくと、少し薄暗い、昔ながらの喫茶店が現れます。

いわゆる「分かりやすい昭和レトロ」とは少し違う雰囲気です。

派手な装飾があるわけではないのですが、木のテーブルや古い壁、静かな店内にいると、少し大人の世界に入り込んだような感覚がありました。

神田伯剌西爾へのアクセス

【Google Map|神田伯剌西爾】

神田伯剌西爾は神保町駅A7出口から徒歩3分ほど。

小宮山書店の脇道を入った、小宮山ビルの地下1階にあります。

「自家焙煎 珈琲豆屋 神田伯剌西爾」の看板が目印。

階段を降りていくところから、少しずつ空気が切り替わっていきます。

地下に広がる静かな喫茶店

薄暗めの静かな店内。

ただしテーブルの手元には照明が届いていて、暗くて過ごしにくいという感じではありません。

BGMはなく、聞こえてくるのは人の話し声と、空調なのか「ジーッ」という低い音くらい。

木のテーブルに古い椅子。

壁には古い日本地図も飾られていました。

入った瞬間に「映える昭和レトロ!」という感じではありません。

むしろ、長い時間そのまま使われてきたものが自然に残っている感じ。

店名から勝手に南米っぽい雰囲気を想像していましたが、ブラジルっぽさはほぼありませんでした。

コーヒー豆のブラジルから取られているのかもしれませんね。

平日15時30分は待ちなし

訪れたのは2026年10月29日の15時30分ごろ。

この日は待ち時間なしで入れました。

禁煙席には、女性2人組と男性の一人客。

その後、女性2人組も入店していました。

一人でもかなり入りやすいです。

BGMがないこともあって、一人で静かにコーヒーを飲みたい時にも合いそうです。

※混雑状況は曜日や時間帯によって変わります。

神田伯剌西爾のメニュー

神田伯剌西爾は、自家焙煎珈琲のお店ですが、各種アラカルトのコーヒーもあります。

ケーキセットを注文

今回はケーキセットを注文。

訪問時は1,100円でした。

コーヒーとケーキがセットになります。

神田ぶれんどのコーヒーはしっかり苦めでした。

飲んでいるうちに、子どもの頃に感じた「コーヒー=大人の飲み物」という感覚を少し思い出しました。

苦いコーヒーを飲みながら、静かな地下の喫茶店にいる。

なんとなく「大人の世界に連れていかれた時の感覚」に近いものがあります。

濃厚なコーヒーが好きな方に特におすすめですが、苦手な方はアメリカン(亜米利加ぶれんど)や紅茶のメニューもあるので安心です。

ネット上のメニューにはあまり掲載されていないようですが、チョコレートケーキがありましたので注文。

しっかりぎっしり中身が詰まっていて、ほどよく甘く食べごたえのある一品でした。

チーズケーキも人気のようですね。

コーヒーゼリーも人気メニュー

Googleで「神田伯剌西爾」と検索すると、「コーヒーゼリー」も関連ワードとして出てきますので人気メニューのようです。

訪問時のコーヒーゼリーは750円。

今回は注文しませんでしたが、次回来た時には食べてみたいメニューです。

コーヒー豆も購入できる

訪問時のメニューには、

神田ぶれんど
亜米利加ぶれんど
仏蘭西ぶれんど
冷しぶれんど

など、複数のブレンドコーヒーが並んでいました。

神田ぶれんどなどは、訪問時100g 660円。

地方発送にも対応しているとの案内があります。

「喫茶店で飲んで終わり」ではなく、気に入った味を家へ持ち帰れるのも面白いところです。

店頭にはドリップコーヒーの販売もありました。

神田伯剌西爾は分煙

神田伯剌西爾は分煙です。

画像が粗いですが、「喫煙目的店」と表示がありました。

店内はフロアが分かれる形で、禁煙席と喫煙席が分けられています。

今回は禁煙席を利用。

禁煙席でもほのかに煙草の匂いは感じましたが、個人的には気になるほどではありませんでした。

昔ながらの喫茶店の匂いと、わずかな煙草の匂いが混ざったような感じです。

煙草の匂いにかなり敏感な方は、その点だけ注意した方がよさそうです。

支払い方法は現金のみ

訪問時の支払いは現金のみ。

カードや電子マネーではなく、現金を用意しておいた方が安心です。

コーヒーやケーキはテイクアウトも可能

店頭には「コーヒー・ケーキ お持ち帰りできます」と表示されていました。

店内で過ごす時間がない場合でも利用できますね。

1972年創業、半世紀以上続く神保町の喫茶店

神田伯剌西爾は1972年創業。

神保町で半世紀以上営業を続けている老舗喫茶店です。

店名こそ「伯剌西爾=ブラジル」ですが、今回実際に訪れて感じたのは、南米的な派手さではなく、落ち着いた日本の昔ながらの喫茶店でした。

木のテーブル。

古い壁。

BGMのない静かな店内。

少し苦いコーヒー。

分かりやすく「レトロ」を演出しているわけではないところが、むしろこの店の魅力なのかもしれません。

神田伯剌西爾の店舗情報

  • 店名:神田伯剌西爾
  • 住所:東京都千代田区神田神保町1-7 小宮山ビルB1F
  • アクセス:神保町駅A7出口から徒歩約3分
  • 営業時間:11:00〜21:00(日曜・祝日は19:00まで)
  • 創業:1972年
  • 喫煙:分煙
  • 支払い:現金のみ(訪問時)
  • 予約:予約不可
  • テイクアウト:あり
  • 訪問日:2026年10月29日

【Google Map|神田伯剌西爾】

※営業時間・価格・営業状況などは変更される場合があります。訪問前に最新情報をご確認ください。

苦いコーヒーと、大人の世界

今回、神田伯剌西爾で一番印象に残ったのは、派手な内装ではありませんでした。

地下へ降りた先にある、静かな店。

BGMはなく、少し薄暗い。

古い木のテーブルの上には、苦いコーヒー。

その組み合わせが、子どもの頃に感じていた「喫茶店はちょっと大人の世界」という記憶を思い出させました。

神保町には、写真を撮った瞬間に分かりやすく「昭和レトロ」と感じる店もあります。

神田伯剌西爾は、それとは少し違う。

昔から続く喫茶店の空気を、静かに楽しみたい人に向いている店だと思います。